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フリーのデザイナー。日々の生活からデザインのヒントを探す
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トーク炸裂 <最高傑作のモデルはB級映画>
トーク炸裂 <最高傑作のモデルはB級映画>_b0068658_02312.jpg

<様々なる粗型 杉本博司 新収蔵作品展>アーティスト・トーク
結構、ミーハー。
握手とサイン、してもらいマシタ。




展覧会は落ち着いて見られる後日に…。
40分前に会場へ到着。開場までに列が出来ていた。
150名の席はミルミルうちに埋まる。

今回は、国立国際美術館(大阪)が90年代の作品を収蔵した
記念の展覧会。出始めた頃、万博にあった同美術館で展覧会を
したそうで、その時には作品を買って貰えず、今の方がずっと
高いのにと…。芸術家冥利と云うモノ。

まず、ヨーロッパの教育TVで放映された番組を観る。
NYから東京、直島(岡山)の仕事風景。
NYのスタジオを入った所には、いつも最新の作品。
大きい蛇腹のカメラ、現像の器材がすごい。
窓際には、化石の数々。化石も写真と同じ、その当時の姿を
映し出したモノ。
東京のスタジオは、真っ白な壁に柔らかい陰が映る部屋。
外からの自然光を壁に映す為、余計な物は殆どない。
直島は、島全体が展示範囲である。
屋外を巡回している<海>の作品が、今直島に…。
雨風にサラされて変化していくことも、進化する作品として
楽しみにしているそうだけど、今のところ現状を維持。
プリントの技術を磨きすぎたなかと苦笑。
崖に飾られる作品は海から望む。
直島へは10年以上前に行ったきりなので、また行ってみたくなる。

剥製動物を撮した<ジオラマ>は、ガラス越しの為その枠が映らない
ようにギリギリまで近づき、セッテイング。その後にバックの白さを
飛ばないようにこちら側から黒い…(なんだったけなぁ)を持って、
それもガラスに映らないように踊りながら動いてたらしい。
レフ板の逆ってこと?!?

映画館やドライブイン・シアターを撮した<劇場>の試し撮りはこっそりと…。
真っ暗な映画の放映時間中、シャッターを開いていた効果。
客席に写る明るい光はマッチの炎らしい。禁煙なのに…。
劇場に著作権の関係があるので、映像は映らないと説明するがなかなか
解って貰えなかったとか…。撮影記録には、その時の映画の題名が
書かれていた。オモシロイことに、殆どがB級作品やポルノ。
まぁ、中身は映らないからいいよね。
一番いい作品と云っていたのは、ジョントラボルタの映画だったらしい。

蝋人形のポートレート撮影は、閉館後黒いバックの前ライティングを
して一体ずつ動かして撮ったそう。

後、ローマ(だったかな)の古城をそのまま美術館にした時の画像。
壁には立体的に描かれた窓や飾り天井で写真で見ると、ホンモノと
区別がつかない。調度品など、既にあるモノとどう調和させるか…
釘を打ってはいけないので、大きなイーゼルを特注。自然光。
ひとつの部屋に一点か数点の贅沢展示。スケールが違う。
まずお愛想に、ローマ法王のポートレート、ナポレオンのポートレート
は元気のない表情…これは仕方のないこと。
出来上がりつつある新作では、人工的な雷で感光させたネガを
そのままレントゲンを見る光の板の上に…と後、焼き付けたモノ。
予想できない稲光方。これは、アナログならではの作品。

芸術に対するアメリカと日本の違い、投資家と芸術、アナログとデジタル、
税金対策と、とにかく盛りだくさんのお話が続く。また後ほど…。
by maui-j | 2007-04-08 00:26 | 展覧会
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